岩手女子高校が目指すもの

理事長メッセージ

夢と青春の花園

理事長 澤野 桂子

高校3年間は飛躍する青春の時間であり、人間形成の土台を築く貴重な時間です。また、将来の進路を決める重要な時期でもあります。この大切な時期の教育を担う者として果たすべき責任の重さを痛感いたします。しかし、それにもまして、いきいきと瞳を輝かせた生徒に接する喜びは何にも代えがたいものです。そして、この喜びこそが私たちの励みでもあります。

本校は、創立者、三田俊次郎(岩手医科大学創立者)の建学の精神「誠の人間の育成」を教育の柱に、日々新しい女子教育を求め続けています。伝統を縦糸に、時代の要請にこたえる適応力を横糸に、確かな地歩を重ねています。世界的視野の求められている今、世界に通用する感覚と能力の基礎づくりのため、生徒と教師の心からのふれあいによる感動の教育をめざし、知性教育と情操教育の調和を大切にしています。私たちはやわらかな感性と確かな判断力を養い、心身共に健全な、人間的魅力にあふれる女性たちを育てたいと願っています。真の人間教育を掲げ、推進していくことの困難はなみなみではありません。このようなときに、私にとって最も心強いことは、女子教育に熱意と誠意で取り組む教師陣に恵まれたことです。一人の力に限界はあっても、情熱を持ったリレーションシップは、大きな力を発揮するものです。この力によって、よりよい教育の軌跡を描いていけると確信しております。

夢と希望に満ちた人生で最も輝かしい高校時代、友と語り、友情を培うにふさわしい高校時代。本校で過ごされる学園生活が実り多いことを願っています。

校長メッセージ

ごあいさつ

校長 荒屋敷 均

 本校は、大正10年(1921年)、不来方城址に開学以来、一貫して女子教育に注力してまいりました。建学の精神に基づいて「気高く、優しく、凜々しく」を校訓に掲げ、社会に必要とされる人材の育成に取り組んできました。
 世界はITの著しい発達とともにグローバル化が進展し、ますます女性の活躍が期待される社会へと移行しています。
 これからの社会は、自ら問題点を見つけ、課題を設定し、自分なりの考え方や方法で解いていく「問題発見・解決型」の能力が必要とされる「生きる力」が強く求められます。 校訓「気高く、優しく、凜々しく」は「生きる力」そのものです。
 多くのことを学び、知性を育むことや美を認める心によって、気高く生きる力を持つことができます。
 多様性、他を認めることは、他に対して思いやりがあり、情がこまやかであることであり、優しさそのものです。
 凜々しくは、気持ちや態度が引き締まっているということであり、社会性を身に付け、決断力、実行力、責任感を養うことに通じています。
本校は、生徒一人ひとりを大切にきめ細やかな指導を行い、しなやかな感性と教養を備え、社会性豊かな女性の育成に全力で取り組んでいます。 
中学生の皆さん、本校で、「気高く、優しく、凜々しく」を実践し、自分らしく輝き、将来の夢の実現に挑戦してみませんか。

 

 

岩手女子高校が目指すもの 気高く 優しく 凜々しく

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